昨日は、「y=ax+bのaが傾き、bが切片だよ」という問題をしました。本日は、一次関数のグラフを見て、傾きがいくつで、切片がいくつなのかを求める問題を紹介します。
まず、傾きであるaの求め方は、グラフが右にいくつ進むと上や下にいくつ進むかに注目します。例えば、下の図1の青いグラフは、右に1進むと上に2進んでいるので、傾きは2/1(1分の2)、つまり2だとわかります。
また、図1の赤いグラフなら、右に3進むと下に-1進んでいるので、傾きは-1/3(3分の-1)となります。ちなみに図1の赤グラフは、右下がりなので、必ず傾きはマイナスになります。
この知識は、1年の比例のグラフの問題!aの値でグラフが右上がりかの判断をしよう!でも紹介していますので、こちらの記事も読んでいただけるとわかりやすいと思います。
・傾きと切片に注目して、グラフの式を求めよう。
最後に、切片の求め方ですが、切片を求める時は、y軸との交点に注目します。例えば、図1の青いグラフは、y軸の3を通っているので、切片は3になります。図1の赤いグラフなら、y軸の-1を通っているので、切片は-1となります。
このように、一次関数y=ax+bのaとbを求めるには、グラフの進み方と、y軸との交点がいくつなのかに注目することが大切です。慣れてくると、傾きと切片を10秒以内に出すこともできますよ。
次の記事は
suugakunomondai.hatenablog.com
です。5月も頑張っていきましょう!
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