中学の重要公式・定理の紹介ももうすぐ終了です。本日紹介する公式は相似な図形の面積比です。相似は苦手な人も多いので、できる限り簡単な問題で紹介します。まず、相似な図形の面積比の公式は、
相似比がm:nなら、面積比はm2:n2
と教科書には書いてあります。この公式から、ある図形の相似比が2:3なら、その図形の面積比は相似比を二乗した4:9ということがわかります。
このように、相似な図形の面積比に関する問題は、まず相似比を求めるのが一番最初です。下の問題で解き方の手順を理解しましょう!
・下の2つの三角形が相似なとき、
上の問題のように、相似比が1:2とわかれば、面積比もすぐに1:4とわかります。実際に確かめてみましょう。③の問題から△ABCの面積が3、④の問題から△A´B´C´の面積が12ですね。
よって2つの三角形の面積比は3:12となり、確かに1:4になっています。ちなみに、問題によっては周の比を聞かれることがありますが、周の比は相似比と同じになります。
よって、「上の2つの三角形の周の比は?」と聞かれたら、1:2となります。最後にまとめておきます。ある2つの図形の相似比が2:3なら、
2つの図形の面積比 → 22:32
2つの図形の周の長さの比 → 2:3
面積比なら、相似比の二乗!周の長さの比なら相似比のままですよ!相似な図形の面積比の次は
suugakunomondai.hatenablog.com
です。
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